あけましておめでとうございます。皆様におかれましては新春を清々しい気持ちでお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年5月に新型コロナ感染症の分類が5類感染症に変更されました。松本城はじめ観光地は外国人を含む多くの観光人が訪れ、年末の繁華街ではかつての賑わいが戻りました。一方市民生活は物価高が続き、市民生活を圧迫しています。今年は少しでも状況が改善されればと願っています。
さて私は昨年10月末で長年勤めた信越放送を退職し、11月に松本市長選挙への立候補を表明しました。市民に開かれた松本市政を目指して一念発起しました。以降連日松本市を回って皆様からお話をお聞きしています。掲げた「対話と実行」のうち対話を日々実践しています。
お年寄りが買い物や病院に行くのに苦労していること、小さな子を持つお母さんは預け先がうまく見つからず仕事の復帰が遅れていること、農家では後継者が見つからないと不安をお聞きしました。歩いていると空き家の多さにも驚かされます。こうした声をもとに地域ごとにお年寄りの対策を立てていくこと、お子さんを預けやすい環境を整備していくこと、農林部を設置して農業に対する課題解決に積極的に取り組むことなどを考えています。総合的な政策については今後早い段階で発表します。
松本を回る中で、頑張っている人とたくさん出会いました。エネルギーを分けてもらいました。そして美しい景色にたくさん出会いました。より良い松本市を目指して、日本一住みやすい松本市を目指して今年も走ります。
令和6年 元旦
菱山晋一