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徳本峠の改修を仕掛ける

2023.12.12 人に会って話を聞いている。本当にいろいろな話を聞くことができる。
上高地・乗鞍へと続く国道158号線、いよいよ島々谷に入るその入口に島々の集落がある。
回っていると「満寿屋」という看板が立つ古い土蔵があった。ご主人は山口浩喜さん、アイターンの移住者だ。彼は築200年近い土蔵にほれ込んだという。
もともと山好きの山口さんは今徳本峠の登山道の改修を仕掛けている。
同好の皆さんに声をかけ、コツコツと徳本峠を超えて上高地へと続く道の倒木を片付け、登山道をよみがえらせているのだそうだ。
この道はその昔、嘉門治がウェストンを案内し上高地へといざなった道だ。
百名山をすべて登ったような山好きが集い、新しい仲間と出会いながら道普請をすることが参加者の魅力になっているという。
山口さん曰く「岳都なんだからここをないがしろにするのは松本の恥だ」。
ちなみに「満寿屋」は喫茶店になっている。中には古い登山道具や山に関する本などが所狭しと置かれている。
こんどはゆっくり訪ねたい。

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