2030年を目標に集中型新庁舎を現地に建設します

①2030年を目標に集中型新庁舎を現地に建設します

 元旦に発生した能登半島地震、被害の深刻さに言葉もありません。犠牲になられた方のご冥福をお祈りし、被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。
 能登半島地震は改めて大規模地震災害の恐怖と、災害対応から復興への道のりがいかに困難であるかも痛感させられます。
 その災害対策の中心は市役所です。

◇市役所の建て替えは庁舎が被災した熊本地震の教訓です

 松本市の市庁舎建て替えは平成28年(2016年)の熊本地震を教訓にしています。熊本地震では複数の市庁舎が被災し十分な機能を果たすことができませんでした。

  • 東日本大震災、熊本地震などにおける自治体庁舎の被害状況を見ても、従来より高い水準の防災性能の確保が必要です。
  • 新庁舎は、大規模災害時などにおいて、様々な情報を収集し、迅速かつ適切な対応をする司令塔となり、市民を守る「危機管理・防災拠点」として役割を果たします。

 この文章は令和2年に市議会が了承した建て替え計画の中にあります。老朽化した現庁舎の建て替えの目的には防災対策が大きな柱だったことがわかります。

◇計画は4年間止まったまま

 災害はいつ起きるかわかりません。一刻も早い庁舎の建て替えが必要です。
 しかし現実は老朽化した庁舎が放置されたまま建設計画は4年間もストップしているのです。最初の計画では来年新庁舎ができる予定でした。

◇庁舎建設は2030年を目標に(集中型で)

 今回の能登半島地震を目の当たりにして、一日も早い庁舎の建て替えが急務であることを再認識しました。
 私は、英知を結集し、議会ともしっかり話し合い早急に庁舎建設を進め、令和12年度(2030年度)の供用開始を目指します。

 

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