川MAPは洞橋から田川との合流点まで約７キロ間の橋の歴史や昆虫などを紹介しています。制作したのは「松本都市デザイン学習会」、市民の有志の団体です。こうした皆さんが地元に焦点を当てた活動をしていることにまず拍手です。

MAPは5部に分かれていて4部は女鳥羽川を洞橋から田川との合流点まで約７キロ区間を4つに分けて紹介し、1部は全体をまとめた構成になっています。細かく昆虫や植物の生態や歴史が描かれていますが、蛍の生息地など知らないことがたくさんありました。

松本市は北アルプスや美ヶ原の自然がすぐに思い浮かびますが、実は市街地を流れる女鳥羽川と薄川も大きな魅力です。水辺のある風景をどうやって日常的に楽しみ、暮らしの豊かさにつなげるのか、そんなことを気づかせていただきました。